日時: 2014年6月23日 10:05:23 JST

件名: ブラジル通信 No.13
6月22日(日) 15日目 フォルタレーゼ2日目

やっとライブに辿り着きました。今日の出来事を今日お伝えします。

今日は、休養日。朝は、ホテルでのんびり過ごし、9時から10時半までホテル前の浜辺を散策し、椰子の木陰でココナッツジュースを飲んで過ごす。日本では考えられない贅沢な時間。ただし、木陰は爽やかだが、ちょっとでも日が差すと、朝でも暑いので、一旦ホテルに戻る。

ブラジルに来て、毎日食べ過ぎ気味で腹も減っていないので、今日は昼飯抜き。

午後は、またホテルの前の砂浜でボケっとしながら過ごし、帰りにサッカー観戦が楽しめる大きなテレビのあるレストランを探してからホテルに戻った。

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16時半に我々のホテルで待ち合わせ、さっき探したレストランへ。肉と海老料理、そしてサラダを注文して、ビールを飲みながら待つが、いつまでたってもサッカーが始まらない。18時から開始だが、ブラジル国内でも時差があり、ここの時刻で19時開始が判明。

19時から.美味しい料理を食べながら、ポルトガルvsアメリカの試合を観戦。面白い展開だが、明日は朝が早いので、前半終了時点で、それぞれのホテルに戻った。結局、試合は2ー2の引き分けだった。

明日は7時発のフライトなので、今夜は早めに寝ることにする。では、おやすみなさい。

日時: 2014年6月25日 21:05:01 JST

件名: ブラジル通信 No.14
クイアバでは、WIFIが繋がらなかったのですが、ちょっとの間繋がったので、送信します。

6月23日(月) 16日目 クイアバ1日目

今日は、7時 フォルタレーゼ発、10時45分 サンパウロ着、14時50分 サンパウロ発、16時 クイアバ着と、一日移動で費やす。

4時25分 ホテル発、途中松宮さんをピックアップして、空港へ。

avianca航空の専用器でチェックインしたが、サンパウロまでのチケットしか出てこない。bag dropで荷物はクイアバまで行くと言う。チケットの話をすると、サンパウロまでと、クイアバまでのチケットを再発行してくれた。5時05分 手続きは順調に完了した。

空港内で軽い朝食、ハムチーズクロワッサンとカフェラテ、14レアル。

6時20分 搭乗開始、7時 出発と定刻通り。こんなに定刻通りのフライトは、国内線、国際線を含め、人生初の経験だ。

10時15分 サンパウロ着、クイアバ行きが、14時50分発なので、4時間半も時間を持て余す。

空港は、フリーのWIFIが飛んでいるはずだが繋がらない。メールを書いたり、本を読んだりして時間を潰す。

12時45分 そろそろサッカーが始まるので、カフェテリアのテレビがよく見える席を確保し、いつもの皿盛りの昼食を食べながら、オランダvsチリを観戦。ほとんどの人が食事が終わっても席を立たないので、店の姉ちゃんはイライラ気味。前半終了時点で席を立ち、搭乗口へ向かう。

搭乗のアナウンスがあったので、列に並ぶが、優先ラインだったようで前の人は断られていた。ブラジルでは60歳以上は優先になるという話を思い出し、パスポートの生年月日を指差すと、通してくれた。

14時50分 定刻にサンパウロ発。席は最後尾の窓側。窓側の席など何年振りだろう。久し振りに雲の上の景色を楽しむ。

軽食に出たパンを村山が断ると、CAの姉ちゃんが、このパンは美味しいのよ、本当に食べなくていいの、という感じで話していた。仕事熱心な姉ちゃんだ。

1時間10分のフライトだと思っていたが、クイアバは時差があり、2時間10分と気づいてちょっとガッカリしたが、この程度のフライトは楽勝だ。

現地時間16時定刻にクイアバ着。飛行機から降りてから、歩いて空港建屋へ、空港2階部分はまだ工事中。

到着ターミナルを出た所で、報道ステーションのインタビューを受ける。蒸し暑くて大変だという回答へ誘導してくるが、村山と私はこれ位の暑さで弱音を吐いてはダメと回答。松宮さんがインタビュワーの希望通りの回答をして、終了。

我々の泊まるホテルまでタクシーで行こうとするが、空港のインフォメーションも運転手も分からない。とりあえず、松宮さんの知人のいるホテルに行って明日の日本戦のチケットを受け取った。

このホテルから我々のホテルまで行こうとするが、運転手も分からず困っている時、先程の報道ステーションのスタッフが戻ってきて、助けてくれた。我々のホテルへ電話をかけ、ホテルの人と運転手が直接話して、一件落着。このホテルからタクシーで猛スピードで30分走って、やっとホテルに到着。

ホテルは牧場風の広大な敷地の奥に、平屋の建物が数棟建っている。ホテルのスタッフは英語がほとんど分からず、コロンビアから来た家族の娘さんが英語で通訳してくれた。部屋は、二段ベッド2つにシングルベッド1つ、シャワーが2つ、トイレが1つ、洗面台が2つ、これ以外何もないが満足。

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まだ食事ができるというので、食堂へ。コロンビア人ばかりだが、皆フレンドリーで楽しい。魚の煮込みスープと焼肉を頼んだが、その他ポテトフライ、サラダ、ライスがたっぷり出て食べ切れなかった。

部屋に戻って、ベッドにバタンキューで、本日もお終い。

日時: 2014年6月26日 10:45:12 JST

件名: ブラジル通信 No.15
ブラジリアのホテルに入り、やっとWIFIが繋がるようになりましたので、ブラジル通信を送ります。

6月24日(火) 17日目 クイアバ2日目

10時間以上熟睡して、6時起床。ホテルの庭?を散策。川があり、牛がいて、蟻塚も。大きな牧場に泊まっている感じ。

11時にホテルを出るときに、コロンビアのサポーターとの大写真撮影会が終わらない。皆で写真を撮りあった後、市内のショッピングセンターへ。食堂もコロンビアのサポーターで一杯。何とかテレビの見える席を確保して、いつもの皿盛りで昼飯。イタリアvsウルグアイの前半だけ見てから、歩いてスタジアムに向かう。

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席は、正面スタンド前から2列目、コーナー近くで、すぐ目の前で選手が見える。我々のすぐ後ろの席は、選手の家族席で、岡崎、内田、長谷部などの家族が座っていた。

試合は皆さんご存知の通り、残念な結果に終わったが、岡崎のゴールもあり、充分楽しんだ。

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ホテルからの迎えの車は、20時に来るので、まだ2時間もある。その間、スタジアム近くのオープンバーで、ギターの弾き語りを聴きながら待つ。やっと迎えの車が来て、小一時間掛けてホテル着。この後ホテルの送迎バスは、22時、0時とあるので、コロンビアのサポーターは、スタジアム近くで祝勝会をしているのだろう。

我々が21時にホテルへ着いた時、まだ食堂を開いていた。松宮さんはチキンライス、我々は軽く飲んでから部屋に戻り、本日も終了。

日時: 2014年6月26日 20:07:33 JST

件名: ブラジル通信 No.16
6月25日(水) 18日目 再ブラジリア1日目

このホテルとも今日でお別れ。シャワーは水しか出ないし、トイレの水は1回使うと、次の排水が可能になるまで小1時間掛かるし、トイレに紙は流せないし、WIFIは繋がらない等、不便極まりないが、楽しいホテルだった。言葉はほとんど通じないけど気さくな従業員、明るく迎えてくれたコロンビアサポーター皆さん、本当にありがとう!

7時40分ホテル発。この空港までの車でもひと騒動。朝8時に車を頼んでいたのだが、朝7時になって、8時の車は出せなくなった、7時半発の車なら乗れると言う。じゃあその車に乗ろうとすると、今度は二人分の席しか残っていないと言う。結局、我々専用に車を出してくれることになって落着。それなら、初めから予定通り8時に車を出してくれれば、朝から大騒ぎせずに済んだものを。でも彼等には何の悪気もないので、怒る気にもならない。なにしろ、ワールドカップが始まっても、空港も道路も未完成の国だもの。この程度のことでイライラしていては、ブラジルでは暮らせない。

今日は、ブラジリアまでの移動日。直行便が取れなかったので、小さな航空会社PASSAREDOの便で、田舎町シノップを経由してブラジリアへ、一日がかりの旅。

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やっと空港に着いて、PASSAREDOのチェックインカウンターに行くと、初めはパソコンの不具合、次は発券機の不具合で、チケットが出てこない。結局、何処か別の発券機で出したチケットをお姉さんが持ってきてくれて、一件落着。

ブラジルにいると、何かトラブルがあり、ドタバタしながら、一件落着の連続。ブラジルの人達は、大体親切な人が多いので、イライラせずに待っていれば、たいてい解決する。

12時15分 1時間20分遅れでクイアバ発。飛行機は、横4席、縦18列のプロペラジェット機。1時間遅れでシノップ着。ここは本当に小さな空港。到着ロビーのすぐ隣が出発ロビー、搭乗口などというシャレたものはなく、ただのガラスドアがあって、そこから外に出て、飛行機まで歩いて行く。

乗って来た同じ飛行機に乗るのかと思っていたら、それは我々が乗る1つ前の便。次にシノップに着く便が、我々のブラジリア行きになるようなので、ここでも1時間半程度遅れそうだ。

幸い次の便があまり遅れずに来たので、14時45分に20分遅れでシノップ発。ブラジリアへは、17時55分 定刻に到着。スーツケースは比較的早く出て来たが、私のスーツケースの角が擦れておおきく塗装が剥がれていた。この程度のクレームでは、ブラジルでは相手にされないので、諦める。

18時30分 空港発、途中で松宮さんを降ろし、19時にホテル着。ホテルは前回と同じMelia Brazil 21、ここはチェックインの手際が悪く、今回も予約が入っていないとか、支払いがされていないとか、ゴタゴタして、やっとチェックイン完了。

部屋に入ってビックリ。最上階19階のスイートルーム。勿論、スイートルームなどに泊まったことはないので、これが本当のスイートルームかどうかは分かりませんが、村山もこれまで宿泊したホテルの中で最高と言う。この部屋の話は長くなりそうなので、明日に回します。

シャワーを浴びて一休みした後、いつものケバブ屋でケバブ巻とチーズ入りメンチを買って、部屋で遅い夕食。二人でいろいろ話していたら、眠くなってきたので、本日も終了。

日時: 2014年6月27日 15:49:26 JST

件名: ブラジル通信 No.17
6月26日(木) 19日目 ブラジリア2日目

7時起床。昨日までのクイアバの二段ベッドと違い、スイートルームのベッドで快適なお目覚め。

まずは部屋の紹介。2ベッドルームに2バスルーム、そして片方のバスルームにはバスタブ付き、それもジェットバス。リビングダイニングには、四人掛けテーブルが2つに、大きなソファ。すべての部屋には、大画面テレビがあり、合計3台。昨日までは、小さな部屋に、二段ベッド2つに、シングルベッド1つ、その他何もなしとは雲泥の差。あまりのギャップに、思わず笑ってしまう。それでも、どちらのホテルが楽しいかと言えば、昨日までの何もないホテルだ。勿論、あのホテルに1週間泊まれと言われたら、断るけど。

この快適なスイートルームで朝からジェットバスに入り、二人ともご機嫌。そのあと、それぞれのバスルームで洗濯というところが、リッチに成り切れない二人でした。

今日は、午後1時からポルトガルvsガーナ戦を観戦。遅めの朝食をとり、昼飯は抜こうと、9時過ぎに食堂へ行くと、同じような考えの人が多いようで、食堂は大混雑。なんとか席を確保して、いつもの朝食を食べた。フルーツ(スイカ、パパイヤ、柿)、オレンジジュース、オムレツ、ソーセージ、パン、ハム、チーズ、紅茶、ヨーグルト。大体こんなパターンでフルーツの種類が変わる程度。

11時20分 ホテル発。歩いて、目の前のスタジアムへ。12時に席に到着。正面スタンドホーム側、前から6列目、ペナルティスポットの真横。いつも結構よい席だ。ロナウドの勇姿を目の前で見ることができる。

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試合は、どちらも2点差以上で勝利しないと勝ち抜けないので、積極的な展開。前半は、ガーナのオウンゴールでポルトガルが1点リードで終了。後半は、ガーナが我々の目の前で綺麗なヘディングで同点。残り時間が少なくなってから、ガーナゴールキーパーのパンチミスをロナウドが決め、2ー1でポルトガルが勝利したが、どちらもグループリーグ敗退。どちらも積極的で面白い試合だったが、ミスも目立った。

一旦ホテルに戻って、シャワーを浴びる。今夜で松宮さんとお別れなので、夜はホテルの前のシュラスコ屋で夕食。

予約ができないので、18時半開店の40分前に行ったら、すでに開店していて、ほぼ満席。スタジアムへ行く前に、店の人に開店時間を確認したのにどういう訳だ。多分、午後の試合終了後、お客が集まってきたので、開店時間を早めたのだろう。なんとか最後に残っていたテーブルを確保して、ギリギリセーフ。

この店は、T社のK社長に連れて行って貰ったFOGO de CHAOのチェーン店。店員が肉の塊を持って来て、ケバブのようにナイフでこそいで、客の皿に盛る方式。前回は、出てくる肉を片っ端から食べて、すぐ腹一杯になってしまったので、今回は少しずつ、ゆっくり食べることにした。肉が来ると、種類を確かめ、スモールと注文するのだが、それでも結構大きい。我々は、肉をできるだけ薄く切って貰うが、周りの外国人は大きな塊を次から次へと食べている。日本人が体力で敵う訳がないと実感する。最後にカイピリーニャを飲んで締めた。カシャーサという強い酒に砂糖とレモンやライムなどの柑橘類を入れ、よく混ぜて飲む。ブラジルの気候に合うようで、三人ともはまって、よく飲んだ。

楽しかった松宮さんとの旅も今夜で最後。店を出て、我々のホテルの前で、お互いの無事を祈って、別れた。丁度我々の子供と同じ年頃、28歳の好青年。おじさん達にお付き合い頂き、ありがとうございました。

ホテルに戻り、ジェットバスに入り、今日も終了。

日時: 2014年6月28日 19:53:26 JST

件名: ブラジル通信 No.18
6月27日(金) 20日目 リオ1日目

このブラジル通信も、皆様におだてられて続けていますが、還暦過ぎの爺さんが、慣れないスマホで、人差し指一本での入力は結構辛いものです。パソコン入力なら15分程度で終わるものを、1時間以上かけて、暇を見つけては入力しています。

人差し指で入力している時、中指で送信ボタンを押してしまう事故が数回発生したため、メール書き込み中は機内モードにして、送信できないようにしました。爺さんも、少しは学習するのです。

ただし、この旅行中に、スマホ入力に慣れるのは無理なようです。若者のように、片手で親指入力など不可能です。

今日は、今回の旅行で最後の都市リオへの移動日です。そして明日は、憧れのマラカナンスタジアムで、コロンビアvsウルグアイ戦を観戦して、今回の予定は、ほぼ終了。4週間の旅もあっという間という感じです。

8時50分 ホテル発、9時05分空港着、46レアル。50レアル払ったら、運ちゃんの機嫌が急に良くなって、握手を求めてきた。

空港は結構混んでいたが、機械でのチェックインも荷物預けも比較的スムーズで、9時35分には完了。搭乗開始まで、まだ1時間半もあるので、バドショップで1本のビールをチビチビ飲みながら、時間調整。ここは、バド専用のWIFIが飛んでいるので、インターネットも繋がる。ほとんどの空港で無料のWIFIが飛んでいるはずだが、実際には繋がらない。

どうもライブになってから、暇さえあればブラジル通信を書き込んでいるので、話が細かくなり過ぎる傾向がある。注意しよう。

12時05分 ブラジリア発、13時20分 リオ着。到着してから15分程度機内で待たされたので、baggage claimに行ったら、既に我々の荷物は回っていた。すぐに荷物を引き取ってから、ホテルまでのタクシー代金を事前に支払い、13時50分 空港発。

タクシーの運ちゃんは親切で、あれがコルコバードの丘だ、ここがカーニバル会場、この上がファベーラだと解説付き。

14時25分 Hotel Argentina着。部屋は小綺麗だが、狭いと感じる。ブラジリアのホテルが、豪華過ぎたので、そう感じるのだろう。

一休みしていると、T社のK社長ご夫妻が迎えに来てくれ、タクシーでFlamengoクラブハウスへ。ジーコの像があり、記念撮影。ここは、会員制スポーツクラブになっていて、プールやテニスコートもたくさんある。観客席付きサッカーグランドも見学できた。ここで、ジーコやロナウジーニョが練習していたと思うと感無量だ。ショップをちょっと覗いてから、クラブハウスを出た。

クラブハウスの道路を挟んだ反対側は、大きな湖で、この湖畔にあるレストランで夕食。開店時間は19時と遅く、まだ時間があるので、ビールを飲みながら待つ。ブラジルで19時にレストランに来るのは日本人くらいで、ブラジル人は21時頃から来るとのこと。実際、我々がレストランを出た22時半頃に、店は大盛況だった。

しばらくすると、T社のKuご夫妻も来られて、一緒に夕食。ご夫妻は職場結婚で、奥様は村山の元部下だったので、K社長が呼んでくれたようだ。

この店の前には、大きな魚や野菜が並んでいて、この魚などを自分で選んで、料理して貰える。肉も魚も美味しく、ビール、ワイン、そして最後はお決まりのカイピリーニャで、たっぷり飲み食いして、大満足。

我々のホテルの近くにお住まいのKuご夫妻と一緒にタクシーで帰った。部屋に戻ると、もう23時過ぎ。ベッドにバタンキューで、本日もお終い。
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次回掲載は9月1日(月)となります。