日時: 2014年6月29日 20:14:14 JST
件名: ブラジル通信 No.19
6月28日(土) 21日目 リオ2日目
今日は、憧れのマラカナンスタジアムで、コロンビアvsウルグアイ戦を観戦する。
8時40分 K社長ご夫妻が、ホテルに迎えに来てくれ、車でコルコバードの丘へ。入場料を32レアル払い、マイクロバスに乗り換えて、上の駐車場へ、更に階段を少し上って頂上に到着。キリスト様と記念撮影。霧が出て、見晴らしはあまりよくなかったが、霧の中から山の先端が突き出た景観は幻想的で、これもまた趣があって良かった。
【後日注:帰国後リオ・マラカナンでの決勝戦をTVで見ていたら、空撮でキリスト様のほとんど真下にでっかいマラカナンスタジアムが映し出されていた。あんなに近くとは知らなんだ。】
このあと、イパネマ海岸を歩いてから、コパカバーナへ。ファンフェスタで混雑しているので、コパカバーナは横目で見ながら、素通り。その隣、我々のホテルからすぐ近くのフラメンゴ海岸で一休みしてから、マラカナンスタジアムへ。
スタジアム近くまでは車で入れないので、地下鉄の駅近くで車を降り、帰りの切符を買ってから、ついにマラカナンへ。途中、6回くらいチケットと手荷物の検査を受け、やっと中に入れた。
我々のチケットは、K社長のご好意で、招待券を手配して頂いたので、専用ラウンジがあり、そこでブラジルvsチリ戦をテレビ観戦。ブラジルが先制したが、すぐにチリに追いつかれ、結局延長戦でも決着が付かずに、PK戦へ。どちらも、よく外したが、3ー2のPK戦でブラジルが際どく勝った。尚、この専用ラウンジは、飲み食い自由で、料理も出るし、ビールからワイン、カイピリーニャまで注文すれば作ってくれる。
ブラジルが勝って、皆一安心した後、ついにマラカナンの観客席へ。席は、ホームスタンド前から14段目、センターラインとゴールラインの真ん中アウェイ側。今回も非常に見やすい席だ。憧れマラカナンスタジアムに、皆さん感激して写真を撮りまくっている。
試合はスピード感あふれ、面白い展開で、コロンビアがやや押し気味に進んだ。そして、コロンビアの10番ロドリゲスが前後半に各1本ずつ素晴らしいシュートを決め、2ー0でコロンビアが勝利した。これで準々決勝は、ブラジルvsコロンビアの戦いなり、どちらのチームにとっても厳しい試合になりそうだ。
試合後は、混雑を避けるため、また専用ラウンジに戻って、酒を飲みながら時間調整し、地下鉄に乗って帰った。地下鉄の中は、コロンビアの大合唱が鳴り止まなかった。地下鉄自体も、駅と駅の途中での停車時間が長く、結構時間が掛かった。
結局、K社長ご夫妻にホテルまで送ってもらい、部屋に戻ったら、21時過ぎだった。これで、本日も終了。
差出人: “村山和治”
日時: 2014年6月30日 11:24:13 JST件名: ブラジル通信 番外編
皆様
宮本殿の通信も残すところあと数日となりました。
小生からは番外編ということで、下記のリンクを参照下さい。
件名: Japan Fans Clean Up Stadium After World Cup Elimination on NBCNews. com
http://www.nbcnews.com/storyline/world-cup/japan-fans-clean-stadium-after-world-cup-elimination-n140281
差出人: 宮本達夫
日時: 2014年6月30日 20:10:37 JST
件名: ブラジル通信 No.20
6月29日(日) 22日目 リオ3日目
今日もK社長ご夫妻がホテルまで迎えに来てくれ、リオ観光。
10時ホテル発、ポンデアスーカ(砂糖パン)という山の頂上の展望台へ、ロープウェイを2台乗り継いで行く。往復で62レアルだが、我々60歳 以上は、半額の31レアル。コパカバーナ海岸からリオ中心部のセントロ、そして切り立った山々まで見渡せ、素晴らしい眺望が味わえる。湾の内側のフラメンゴ海岸と外海に近いコパカバーナ海岸との波の違いも一目瞭然だ。また、このすぐそばに、国内線専用の空港があり、山の近くをかすめて飛んで行く飛行機が着陸する様子を、山の上から見下ろすように眺められるのも楽しかった。
のんびり眺望を楽しんでいたので、下に降りたら、もう昼飯どき。昼食と買い物を兼ね、近くのショッピングセンターへ車で移動。
Botafogo Shoppingに入ると、日曜の昼飯どきだというのに、人通りは少ないし、閉まっている店も多い。K夫人の話では、日曜の午前中は教会に行くので、午後から開く店が多いとのこと。
店がまだ開いていないので、食堂に行って、昼飯を食べながら、オランダvsメキシコ戦をテレビ観戦。鶏の唐揚げを頼んだら、唐揚げと玉ねぎの蒸し焼きのようなものが出てきたが、中々美味しかった。
前半0ー0で終わったところで買い物へ。サンダル屋は、シャッターが少し開いた状態で、Kさんが中に入って確認すると、14時開店と言う。もう14時だと言うと店がやっと開いた。二人でお土産のサンダル購入。
ここから、車でホテルまで送ってもらい、K夫妻とはここでお別れ。リオでもハイヤーを雇っていただき、本当にありがとうございます。サンパウロ、ナタール、リオと、お世話になりました。
ホテルに戻り、一休みしてから、ホテル周辺を探索。レストランなどを確認してから、スーパーマーケットで、ハム、チーズ、赤ワイン、缶ビールを購入した。ホテルの部屋でコスタリカvsギリシャ戦を観戦しながら、夕食。
今日の2試合は、試合終了間際にドラマがあり、興奮した。最後に、味噌汁を2杯ずつ飲んで、本日も終了。
日時: 2014年7月1日 20:11:09 JST
件名: ブラジル通信 No.21
6月30日 23日目 リオ4日目
昨夜からメールの調子が悪く、ブラジル通信を送れぬままになっていたが、スマホの電源を一旦切ってから再送付したら、うまく送信できた。
朝は、ホテルでのんびりし、9時40分にホテル発、タクシーでコパカバーナ海岸へ。曇り空の月曜日で、残念ながら、若い姉ちゃんは少なかったが、上半身裸の爺さん、ビキニの婆さんは、たっぷりいます。それでも、大西洋の海岸を、素足で楽しく歩きました。
小一時間歩いて、コパカバーナ海岸の南端にあるコパカバーナ要塞へ。ここは、軍の施設だが、古い要塞を一般公開している。入場料は6レアルだが、ここも60歳以上は半額。パスポートのコピーは必携だ。
ここは、内部に発電設備を備え、動力で360度回転する大小2つの砲台、その砲台へ弾薬庫から弾薬を供給する運搬システムなど本格的な要塞。ここに比べれば、今まで見てきた要塞などオモチャのようだ。内部にミュージアムもあり、面白かった。
昼飯は、T社のMさん、Nさんとご一緒することになり、要塞内のレストランの岸壁沿いのテーブルで、海を見ながら、ビールを飲んで時間調整。ボードの上に立って櫂で漕ぎ、波乗りする人や遠泳する人を見ながら過ごした。
12時半にMさん達と待ち合わせ、イパネマ海岸沿いのホテルのレストランの浜辺テーブルでサッカーを見ながら昼食。ムケカという、海老や魚の煮込み鍋や、蟹ほぐしなど、美味しい料理を楽しんだ。
また仕事に戻る二人にタクシーでホテルまで送ってもらい、部屋で一休み。テレビをつけたら、フランスvsナイジェリアも終盤までもつれていたが、2ー0でフランスが勝った。
16時半に、Mさんがホテルまで迎えに来てくれ、これからフットサルの練習に行くMさんの息子S君とフルミネンセスポーツクラブへ。先日行ったフラメンゴと同様、プールやテニスコート、体育館などがあり、会員制スポーツクラブになっているが、施設的には、こちらの方が充実している。
S君が練習している間、クラブ内の軽食堂で、ドイツvsアルジェリア戦を観戦。この試合も最後まで目の離せない展開で、延長戦に突入。終盤ドイツが2点目を入れ、皆テーブルを立ち上がった直後にアルジェリアが1点返し、またテレビに釘付け。結局、そのままドイツが勝利。
クラブを出て、タクシーを捕まえ、街のレストランへ。後から、生まれて1ヶ月の赤ちゃんを抱っこして奥様も来られた。小学校の同級生で、美男美女のカップル。楽しい会話と美味しい料理を楽しんだ。奥様が赤ちゃんを抱っこしていると、店員が奥様の皿の肉を細かく切ってくれる。日本では、見られない光景だ。
そろそろ食事も終わる頃、土砂降りの雨が降り出した。10分程度で雨は止んだが、外に出ると道路は冠水していた。Mさんにタクシーでホテルまで送ってもらい、本日も終了。
日時: 2014年7月2日 10:15:57 JST
件名: ブラジル通信 No.22
7月1日(火) 24日目 リオ5日目
いよいよ、ブラジル滞在も今日が最終日。あっという間の3週間半でした。日付が変わってすぐ、夜中の2時過ぎにリオを発ち、28時間の長旅後、成田に到着予定です。
今日は、19時からKu夫妻との会食以外、特に予定なし。午前中はホテルでのんびり過ごし、10時頃からホテル近くの海岸を散策予定。
男二人で、ガイドブックに出ている教会や修道院などの名所巡りはパスと意見が一致したので、最終日はのんびり過ごす。と言うより、我々二人の時は、ほとんど観光などせず、いつものんびりと言うか、ダラダラと時が過ぎるのを楽しんでいます。
昨日Nさんから、これなら絶対に泥棒に襲われないとお墨付きを貰った、何日も洗っていないセレソンのユニホーム、小汚いハーフパンツにサンダル姿でホテル発。でも、Nさん自身は二度も強盗に襲われ、金を盗られたと言うので、どこまで信用できるのか疑問ですが。
ホテル前の小道を左に出てすぐ、四車線道路を4本渡ると、フラメンゴ海岸の南端。ここから、約30分掛けて砂浜を歩く。平日の午前中で、人は少なく、当然若い女性はいないが、暇な爺さん、婆さんはいる。魚釣りをしている人もいて、バケツを覗くと、20cm弱の魚が数匹入っていた。ここでは皆、浜辺から投げたら、後は浜に竿を立てて、当たりを待つだけ、技は不要のようだ。
フラメンゴ海岸の北端は、国内線専用の空港に近く、頻繁に飛行機が離着陸している。一昨日に上から見た着陸の様子を、真横から撮影しようとしばらく待っていたが、風向きが変わったらしく、こちら側からの着陸がなくなり、諦めてホテルに戻ることにした。帰りも、丁度30分歩き、ホテル近くのスーパーで水とカップヌードル、ブラジル版キットカットを買って、11時45分 ホテル着。
シャワーを浴び、一休みして、1時から、アルゼンチンvsスイス戦を見ながら昼食。シュラスコ味とボロネーゼ味のカップヌードルは、どちらも微妙な味だが、残さず食べた。
試合は、スイスの激しいプレスに手こずったアルゼンチンが徐々にペースを掴み、何回か決定機を作るが決まらず、また延長戦に突入。延長前半は、またスイスのプレスに嫌がってチャンスも掴めないアルゼンチンだったが、延長後半残り時間もわずかになって、メッシが中央を突破し、右に流すと、フリーになったディマリアがゴール左に流し込んだ。その後、スイスはパワープレーで惜しいチャンスもあったが、決まらずに試合終了。決勝トーナメントに入って、最後まで目の離せない試合が続く。日本もこんな厳しい試合展開でも、自分達のゲームができるチームになって欲しい。
さっき買ったブラジル版キットカットは、まあまあの味だった、スーパーに行って、また缶ビールと一緒に買ってきた。
ホテルに戻って、荷物整理をしていると、ベルギーvsアメリカ戦の時間になっていた。
試合は、攻守が頻繁に入れ替わるスピーディな展開だが、どちらも決定機が掴めず、前半戦を終了。後半は、圧倒的にベルギーが攻めたが決まらず、また延長戦に。ここで、Ku夫妻と会食のため、タクシーに乗ったら、悲鳴が聞こえてきた。レストランに入って確認すると、ベルギーが先制。その後、ベルギーが2点目を入れ、試合が決まったかと思った直後に、アメリカが1点を返し、また分からずに。結局、そのまま試合終了。
Ku夫妻とは、若鶏料理で有名な店で夕食。とても美味しい料理を食べ、最後の食事も終了。ご夫妻にホテルまで送ってもらい、ここでお別れ。本当に、最後までT社の人にお世話になりました。
ここで、現地からのブラジル通信は、終了します。
日時: 2014年7月4日 13:28:19 JST
件名: ブラジル通信 No.23
ドバイで送信したのですが、届いていないようなので、再送します。
7月2日(水) 25日目 リオ発
前日の23時にホテル発、23時25分 空港着。搭乗手続きもすんなり終わり、まだリオ発まで2時間以上ある。レアルが残っていたので、duty free shopで買い物。やけに安いと買い込んだら、値段はレアルでなく、米ドルだった。結局、思っていた2倍の値段でお買い物。リオでそんなに安いはずないよね。
2時20分 リオ発
9時10分 大西洋を渡りきって、アフリカ大陸に入った、残り6時間半
アフリカ大陸に入った所で、Uターンを2回繰り返し?
15時47分 ドバイ着、現地時間 22時47分
飛行開始3時間で尻が痛くなり、どうなることかと思ったが、無事13時間半のフライトが終わった。
ドバイで4時間待って、最後の10時間のフライトで成田着予定。
日時: 2014年7月4日 13:53:28 JST
件名: ブラジル通信 No.24
ここまで書いたので、最終日分まで送ります。
7月3日(木) 26日目 最終日 ドバイ発
ハイネケンパブに入ったが、WIFIが繋がらない。メールの受信は一部出来たが、送信は出来なかったようだ。
2時25分 搭乗、3時20分 ドバイ発
映画2本以外は、サッカー番組を見て過ごす。1時間半程度寝た。
(ここまで、ドバイ時間)
17時40分 成田着
スーツケースが中々出てこない。待つ人がまばらになった頃、やっと出てきた。
18時30分 成田にて解散
それぞれ、リムジンバスで帰宅。
以上、これにて、26日間のブラジルツアーを終了。
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これにて全5回に渡る『ブラジルワールドカップOB観戦記』を終了致します。
ありがとうございました。